桜が記憶をなくしたあの日から




おれの時間は止まっている。




昼休みになって俺は女子に囲まれていた。


「太陽君ってどこから来たの?」



とか


「彼女いる」

とか





質問してくる





あーもーうざいな。



そう思ってると


「桜ちゃんお昼食べに行こう」


そういったのは海里だった。