side 英士



夏川太陽?


それってもしかして


「おー英士お前もこのクラスか」


太陽が俺に向かって大声で話しかけてきた。


俺はなぜこいつがここへ来たのかは分かっていた。


「たいちゃん。なんで・・・」


口を開けたのは俺じゃなく海里だった。


「海里!!暖人!!お前たちもこのクラスだたんか。」


太陽は笑顔で声をかけた。


でも、海里は違った。


海里だけは、太陽をにらみつけるようにしてみている


「なんだお前ら知り合いか」



花房はそういって太陽を空いてる席へ移動させた。










桜の前の席へ