「ごめん!!本当に、本当にごめん!!!」


勇真君は必死に何度も『ごめん』を繰り返していたけど、私は泣いたままだった。


「………もう、無茶をしないで欲しい………」


私は、ポツリと言った。


「え……?」


「………もっと自分を大切にして!!無茶をしないで欲しいの!!そしたら、許してあげる」


勇真君は迷っていたけど、決心をしたように私に向き直って言った。


「わかった。もう絶対、無茶はしない。だから許して?」


「………特別だよ?許してあげる」


そう言って、勇真君に軽くキスをした。


「え………?」


「えへっ。仲直りの印ね!」