いつの日からあたしは人を避けていた。


小学校の高学年年からだった。


恥ずかしいとき
走っているとき
暑いとき
寒いとき
何でもないとき


ほとんどの時間顔が赤くなる体質になっていた。


いつからか皆に
『顔赤いよ!?大丈夫?』
と言われるようになっていた。


いつからか人が周りにいるとき顔を下げて歩いていた。