生まれて初めての告白。

きっと、ツボミ君にならできる。

勇気を出せる。

こんなに好きになれたんだから。


そしてー

私は今、ここにいる。
『KID』の前に。

気持ちを伝えるために。

ドクン
ドクン


深呼吸した。


冷たい空気が胸に広がる。

でも、全然寒くなかった。

心の中でカウントダウン開始ー


3、2…1っ


お店のドアをあけたー