「公香っ♪」
授業が終わるチャイムが
なると同時にみっちゃんがウキウキした様子で近づいてきた。
「私、いい事おもいついちゃった♪」
「え……」
やばい……。
みっちゃんのいい事って
ろくな事ないからね。。。
「ここじゃ話せないから帰りながら話そっ!!」
「…うん…っ」
ここじゃ話せないって事は啌君の事だな。
だって、啌君は真横で寝てるんだもん。
――――――――
「でね公香!私と啌君の事、手伝ってくれるって行ったよね?」
………ほら、きた。
今は2人で帰ってる。
みっちゃんはというと……今にでも言いたげな笑顔で私に話し掛けてる。
あぁ〜……恐いなぁ。
嫌な予感するし……