3年生も2年生も私も、そして竜斗も。
竜斗って泣いたりするんだなあ。
なんて考えたりして。
目を赤くして、泣いている竜斗と目が
合った。
ニコッ。
竜斗が悲しい顔で笑った。
なんで、そんな風に笑うの?
その悲しい笑顔は誰のため?
先輩達のため?
それとも、、、。
なんてね。
そして、その場で解散した。
「ちーちゃん!!」
「関谷先輩。何ですか?」
3年生は打ち上げがあるはずなのにな。
「竜斗、様子変だよ。何かあった?」
先輩、わざわざ心配して………
「うち、振られちゃったんです」
「えっ!?いやいや、そんなことありえないよ」
「……?告白した訳じゃないけど、、」
「はあ……。なんかちーちゃん達を見てると……」
「………はい?なんですか?」
「ううん。なんでもない!!ちーちゃん、1つだけ」
「?」
「意地ばっか、張ってちゃ駄目だよ!!もっと自分に自信持って」
「……は、はい。わ…かりました」
先輩が言ってることは
あんまり分かんないけど、とりあえず励ましてくれたんだよね!!
きっと!!