「ちょ、直球に言うよ。俺、ちーちゃんの事が好きなんだ!!!」

「あ、はい…………ん!?えぇぇーーー!?!?」

予想もしない言葉に大声を出してしまった。

「えっ…と…冗談?です…か??」

「んな訳ないだろ!!俺、ずっと前からちーちゃんの事好きだったんだ。俺等のために一生懸命に頑張ってる所とか…
素直な所とか、、優しい所とか…。本当に好きなんだよ。付き合ってくれない?」

バサッ!!――――

何の音!?
後ろから何かが落ちる音がして、振り向いたけど
誰もいなかった。

気の…せい…だよね??

「ちーちゃん??」

先輩の言葉にハッとして
あわてて謝った。

「先輩。私、先輩の事は好きでした。少し前までは本当に大好きで、両想いになりたくて、、、。
毎日毎日、頑張ってました。だけど、ある時分かったんです。
いや……本当は前から気付いてたのかも。
私にとって先輩は憧れなんです!!!
だから、、、お付き合いは出来ません!!
勝手かも知れないけど…
ごめんなさい」

「………そっ…か……。
分かったよ。ごめんね、困らせちゃって……」

「い、いえ!!こちらこそ…」