「竜斗はどうしたい?お腹減った?」


うちが聞くと、竜斗は少し考えてから知里は?と逆に聞いてきた。


お腹、減ったけど。
なんか言うの恥ずかしいな。


「あっうちは別に、減って――」


ぎゅるるる〜。


「っ!///」


嘘をつくなと言うように、うちのお腹の虫が鳴った。

「はははっ!飯、行こっか」


竜斗は大声で笑いながら、うちに尋ねる。


「もうっ!//そんなに笑わなくったっていいじゃん」


顔が恥ずかしさのあまり、熱くなりながらも言ったけど、それでも竜斗は笑ってて。


そんな竜斗みてたら、いつの間にかうちも笑ってた。

笑いながら、幸せだなぁーなんて我ながら恥ずかしい事を考えてた。


「りゅうくん」


二人でバカみたいに笑いあっていた時、後ろから声が聞こえてきた。