その上から、薄めのマキシーとよく合うカーディガンをはおった。
ってか、これうちに似合うのか?
童顔だし、チビだし、ブスだからなぁー……
キモいとか思われたら、どうしよう……
「って、こんな事考えてる場合じゃなかった!遅刻だよぉー!!!」
急いで家を出て、待ち合わせ場所に向かった。
「ごめーーん!」
そこに着いた頃、案の定その人はいて。
「もー遅い……よ」
うちの言葉にはっと気付いた彼は、こちらに振り向きながら言ったけど、うちを見た瞬間言葉を詰まらせた。
「ほんっとにごめんっ!昨日、楽しみすぎてなかなか寝付けなくて」
うちは、竜斗の目の前までいくと顔の前で手を合わせて謝った。
そしたら、竜斗が我に返りニコッと笑って『全然大丈夫』って言ったんだ。
キューーン♪
やっぱり竜斗は優しいんだからっ♪ホントに大好き!!(←ははは……)