「あぁぁぁぁーー!!!!ママのバカァ!!
送信しちゃったじゃん!」
「何言ってるの?
何でもいいから、早くして!
洗濯出来ないじゃない」
「………」
「真由ちゃん!?」
「あー、わかったって」
私の周りに、青いオーラがモンモンと出ている中
心ここにあらずな口調で言った。
……………最悪。
この言葉は、きっと今の私の為にできた言葉なんだろーなぁ。
なんて、我ながらバカみたいな事を思った。
そんな中、緊張で汗ばんだ両手の中の携帯が震えた。
〜ピロリロリン♪〜ピロリロリン♪〜
今の私の心情とは、裏腹な愉快なメロディが流れる。
思わず胸がドキンと高鳴った。
恐る恐る携帯を開く。
あー…やめときゃよかったな。
断られたりしたら、ショックだし。
って………どうしてそこまで考えてるんだろ。
断られるのなんて、今まで何度もあったのに。