「公香がプリンスの事、言ってくれなかったのがショックだったんだ。

あたしがプリンスの事を狙ってたから、言えなかったって分かってたけど
やっぱり、友達として……親友として悔しかった。

そうゆう思いに気付かなくて、無理矢理頼んだあたしにも腹が立って。


バカみたいでしょ?
こんな子供みたいな事」


みっちゃん………
みっちゃんみっちゃん――――


「みっちゃぁぁーんっ!!!」


私は、目に涙を一杯にためてみっちゃんに抱きついた。


「ちょっ!き、公香ったらぁ!!
くすぐったいよ〜〜!」


みっちゃんは少し恥ずかしそうにしながら、、
だけど一緒になって
ずーっと笑ってた。


よかったよ……
本当によかった。

みっちゃんも私の事、友達って思ってくれてたんだね。

私…嬉しいよ。
本当に嬉しいっ!!


「みっちゃんだぁーい好き!!」