「本当?
私は、キモいって言われようとみっちゃんが大好きだよ。
バカな私に熱心に勉強教えてくれたり。
他愛ない話をして大声で笑ったり。
大好きって言ってくれたり。
私には、それが全部嘘だったなんて思えないよ!
私が………啌君の事、好きになっちゃった事は本当に最低だと思ってる。
私、バカだからみっちゃんに手伝ってって言われた時断れなかった。
嫌われるのが怖かったんだ。
本当に親友だと思ってるなら、そんなのいらなかったのにね。
だから、私も心のどこかでみっちゃんと本当の親友にはなれてないって思ってたんだと思う。
一度も喧嘩した事なかったしね。
だけど、友達って、親友って喧嘩するもんなんだよね!
喧嘩して、泣かせて、泣いて、だけど最後はまた笑う。
その繰り返しでいいんだと思う。
そうしてくうちに“本当の親友”って出来るんじゃないかな?
偉そうな事いってごめん」