【side真由】

朝、珍しく早く目が覚めた私はいつもより早く家をでた。
今は学校の教室の自分の席で、頬杖をついて考え事をしている。
今、一つ悩んでる事があるんだ。

聖夜君と付き合う事になったあの日から1週間。

今だに知里と公香に報告出来ずにいる。

二人共、心配性だから
この事言ったら……

って考えてら、なかなか
いえなくて、、、

聖夜君は近くの大学に通う18歳らしい…

初めて見たときは、
私達と同じくらいかと思ったから、意外だった。

まだ、会ってはないけど
毎日電話して色々分かった。

背は高くて、180をこえてて髪は茶髪。

ルックスは誰がみても
見惚れるほど。

私、そんな人と付き合ってるんだよね…////

そんな事を考えていると…
「真由!!今日は早いね。どーしたの?なんかあった?」

知里が心配そうに私の顔を覗き込む。
早く来ただけで、心配される私って…

「あ、知里。おはよ。別に何もないよ、、、今日は早く目が覚めちゃって」

「そっか。ならいいけど…それはそうと、さっき真由にやけてたよ?」

「うっ…な、なんでもない!!!気にしないでっ」