【side 公香】

合宿3日目。


「――んっあぁぁ〜〜」

朝の輝く日差しが部屋に降り注ぐ中、
私は目を覚ました。


「あ、れ………?」


ふと、周りを見ると、、、
みっちゃんがいない…?


どこに行ったんだろ……

あっ
お風呂かな。昨日、入らずに寝ちゃった
もんね。

なんて、軽くしか考えてなかった。





あれ?
ところで、今何時だろ。

パカッ

携帯を開いて時間を見る。


次の瞬間、私は吠えた。



「――っ!!きゃゃゃーー!!」



それはもう朝ごはんが終わる時間だった。


私は、勢い良く立ち上がり髪もボサボサのまま
用意をして部屋を飛び出した。


もぉ、みっちゃん何で起こしてくれなかったんだよぉー!


私は半べそ状態で、朝ごはんの会場に向かった。


「――はぁはぁ。間に合ったぁ」


息を切らしながら会場に入った私は、目の前の光景に息を飲んだ。