こ、これって………。
まさか、知らないの?
みっちゃんの事。。。

みっちゃん・・・見るからに顔引きつってるし。


「な、なに言ってんの!啌君っ!!みっちゃんだよ?えーっと、川島 美香子ちゃん。塾一緒でしょ」


「…………………知らね」

うっつ……………

こんな言い方するから、みんなから冷たいって言われるんだよぉー…


「……そ、そんなぁ!!
あたしの事知らなかったのぉ?まぁ、いいや。じゃあ今知ってねっ?」


引きつりながらも、甘ったるい声で言う。

上目遣いだし………
さすがみっちゃん。。。


「…………はぁ」


啌君は呆れたように言う。

どうしよう……なんとかしなきゃだよね?

う〜〜ん………………

そだ!!“例の作戦”しよう!

「ね、ねぇ啌君にみっちゃん。仲良くなるため、にもこれから2人で話してきたら?
ほ、ほらこれっ!!あげるからさ」


慌てながらも言い、啌君に抹茶アイスを無理矢理手渡した。