車で何時間ゆられたんだろ



来たのは小さな病院



周りは自然ばかり



海が広がってた。




ー…これが属にいうセラピーってヤツね…
アタシは対に精神病院行きになったのね…ー




ガチャ



『着いたわよ、はる』



バタンっ



車からでると
綺麗な看護師さんが
病院から出てきた。



お母さんが看護師さんと
話してる間に


私は海を眺めた。



潮のかおりー…



いいかおり、



あの砂浜を走り回りたい。

恋人とも素敵、なんて

一生無理な話だけど




なんて考えてたら


『綺麗だろ??』



??!



声のしたほうを見ると



黒いスーツを来た
カッコイイ男の人。


透き通った鼻に
パッチリした二重。


形のいい骨格。



背の高い細身


沢山人を見たことない
私でも一目で確信した



ーこれが属にいう
イケメンってヤツね!!!ー




『あの…』



『俺も好きなんだよ。
海。な?お前は?』


『あまり
見たことなくて…』



『…へぇ、ぢゃぁあまり俺のようなイケメンにも会ったことねーだろ??』笑



『?!!』


『なぁーんて?あながち間違いではないだろ?』



なにいってんだこの人…

ってか誰?!!



そのとき、


『はるー!!!入るわよー!』


『あ、うんっ…』


お母さんに呼ばれた。



なんだろ、あの変な人。

あたしはしばらく
それで頭が一杯だった