『オヤオヤ…
もう目が覚めたのかな?』


優しそうなおじさんが
私に話しかける



しろひげのはやした


サンタサンのような笑顔…



でも白衣を着てるから、
きっと医者。



『まだ話す気には
なれませんかねぇ??』



近くのイスに腰をかけると
私の様子をみはじめた。



『フム…まぁ、
正常値には戻りましたか。少し体を
起こしましょうか』



『いいえ…このままでお願いします。』



私は先生に言った。




『話せますか?』


『はい……』