ピッピッ… 聞き慣れた音がする 一定の音… 周りを見回そうとして 体を起こそうとした。 『うっ…』 お腹に力がはいらない。 バタッと体を倒した。 だめだぁ… また体が 利かなくなってるよ… お母さんと悠莉先生と 頑張って来たのに… みきと折角これから 過ごしていって 友達ってヤツを学ぼうって 考えていたのになぁ… あたしは幸せには なれない運命なのかな なっちゃいけないのかな