『ぢゃぁまだ来るからさぁ、仲良く待ってて♪?』



悠莉先生は


さっさと出ていった。




なんか嬉しそうだったな…


ついつい笑ってしまった。


『面白いよね、悠莉先生』


『うん…♪面白いっ♪』



なんか…
話しやすくてよかった!!



『悠莉先生さぁー…』




どれくらい話したかな、



話したら言葉が
返ってくる



あたしの考えとは違う
人の意見、感想、見方…




同じ年齢の子と
話したことがここ最近
なくて、



大人とばっかりだったからなんだか新鮮で



楽しいなって
心から思ったんだ。


『あ、そう言えば名前ってぇ…』



『あ、そうだね。あたしたち名前も知らずに話してばっかりで…笑』


『あたし、はる。』


『あたしはみき。』




そのまま2人は
ずっと話した。


近いものを感じたし、
なんだか
嬉しかった





これが確実な私の
初めての友達。