『悠莉先生ゎ入らないの??』
『もちろんよー!!!』
悠莉先生から離れるのは
すこし心細い。
『すぐ終わるよっ』
カウンセラーかぁ…
診察とは違う感覚に
少し戸惑ってしまう。
『ほら、またね!!』
ぅぅ…
何きかれるのかな…??
するとドアが空いた
『それでは、
今からカウンセラーしますね』
『え?!』
この人…!!!
『こんにちは。』
この前の海にいた…!!!
『自己満野郎っ!!!』
『誰が自己満ぢゃ!!』
まっすぐチョップされた
『いったぁ…!』
『まったく…』
『カウンセラーの先生って…』
『そう。
文句ありますか?』
ってかキャラ違う?!!
前はもっとおらおらで…
敬語なんて使わない、
やつだったのにっー
一番気になるのは
顔が近いっ…ってこと
『いえ……』
『まぁいい。俺の名前は
茂野拓海よろしくなっ』
『はぁ…』
またチョーーップっ!!
『なんなんです?!』
っこいつ、さっきとは
違うっ!!
『ばかかっ!!普通は名前を言われたら言うだろっ!!』
はぁー?!
急におらおら
一体なんなの、
この男は!!
『山田はる…です。』
『はる、か』
どきっ…
異性と関わったことのないわたし…
はるなんて呼び捨て…
いや、いくらイケメンでも
先生だから…
『んぢゃはる。』
どきんっ!!
『カウンセラー開始するぞ』