するとお母さんが
なにごと?!!
と走ってきた。




まずいー…


怒鳴ったから、
力が入らない…



思わず崩れ落ちそうに
なった私をお母さんが
支える。



『悠莉先生…!!!』


お母さんは
何かを目で訴えてる



ぁぁ、あたしほんとに
自分のこと知らないんだ



そぅ思えた




『すいません、お母さん
でも彼女はもう子供ではありません。お母さんが一番理解していただいてますよね??』





やっぱり、何か隠してる



それもまた堪らなく
悔しくて。


『でも後少し…
せっかく1ヶ月検診なしでいれたのに…』



今にも泣きそうなお母さん


『そうやって大事なはるチャンを危険におかすんではいけません。つらいでしょうけど…』




ーもういい…!!!



『話してよ!!なんでもいいから!!知りたいよっ!!!』



自分のこと知らないで
生きていくなんて


もういや。