あたしの彼氏。



彼は、学年No. 1のイケメン。








でも、あたしたちには秘密がある。









―――――3ヶ月前


この日あたしは、一大決心をした。




告白。




初恋の相手。

学年1のイケメン。



その学年1のイケメンに告白しようと、決めたのだ。










彼は、イケメンで、モテモテ。


100人の女子に聞いたら全員がかっこいいって言うんじゃないかってぐらい、かっこいい。




たくさん告白もされてる。




だけど、すべて断ってる。




理由は、女子嫌い。



女子嫌いの理由までは知らないけど、今までたくさんの女子に《ごめん。俺女子嫌いだから...》って断るんだって。




だけど、あたしは伝えたい。


あなたが好きだって。




伝えたい。



断られるってわかってるけど...


断られてもいいから。




今まで抱えてきた、この思い...


あなたに届くかな。










あたしは彼を呼び出した。


彼の友達に呼び出してもらった。



告白スポットである、屋上に。


来てくれるかな。



――――――ガチャ



来た...?









俺は、龍ヶ崎 圭斗。


自分で言っちゃうけど、俺かっこいいww


言っとくけど、ナルシじゃないからな。



俺の彼女は、学年1の美少女と呼ばれる桜川 優花。


友達によると可愛いくて、たまに天然なとこがあるらしい。


しかし、モテてるという自覚もないとか。


そんなとこが、天然らしい。



しかし、俺らは偽カップル。


ほんとは、付き合ってない。



ん?

付き合っては、いるのか。



まぁ、そんなあやふやな関係が始まったのは、3ヶ月前。