そして時は流れ…
神無が齢六のとき。



事は起こりました。

「神無、今日は天気が良いので、守護神達とお外でお遊びなさい」
『はい、かあさま!ほむら、こくよう、こたろう、たつき、いこう!』
「っしゃあ!走るぞ!!」
「大人気ないよ、焔」
「僕も走る~!!」

玄夭と龍杞を残して、神無と焔、虎太郎は走って行ってしまいます。

「俺は残る」
「なんで?龍杞」
「姫に何かあれば大変だ」
「確かに…じゃあ、よろしくね」
「あぁ」

――――――――――――――――――――――ドサッ

「!!!?姫!!」
「姫ッ!!」
「玄夭、神無達を」
「うん」

龍杞は桜乃を抱き止め、玄夭は神無達を呼びに神足で駆けていきました。