「マメ柴」 女の子達の後ろから声がする わたしの事をマメ柴なんて名前で呼ぶのは・・・・ 「しっ志也咲君!」 女の子達もわたしも目を丸くして驚いている 「あのね…志也咲君…」 女の子達がなにか言おうとしている 「マメ柴、メロンパン」 けれど、それを遮るように 志也咲君は話ている わたしの目をジッと見つめて 「あ!…えっとあの…はい」 わたしは焦りながらもメロンパンを志也咲君に渡した