みっちゃんは最近おかしい



なにか言いたげにわたしを見つめる




「マメ柴ちゃん!置き場所ここでいいの?」




久留米君に本の整理を手伝ってもらっている・・・



別に図書委員ってわけじゃないし

本が好きってわけじゃないけど



なんとなく・・・




「この本・・・多分第二図書室のだと思う・・・俺先生に聞いてくるわ
マメ柴ちゃんは、ここで待ってて」



久留米君は大げさに手をふると
図書室の窓から飛び降りた


まあ一階だしね・・・大丈夫だと思う・・・・





「ガラッ」


と図書室のドアが勢いよく開いた




久留米君かみっちゃんだと思ったけど





わたしは




とりあえず奥の本棚に本を直しに行った