「どうしたの?久留米君」


サツキちゃんは本棚に本を直すと


久留米の元にかけよった


少し照れたように久留米は頭をかくと



「どうしたのって・・・マメ柴ちゃんを迎えにきたんだよ」




何この空気・・・・




「あ!そうなんだ!けど今日はみっちゃんと一緒に・・・」



わたしのほうをチラリと見る


久留米は空気読めよ的な顔・・・



はぁ・・・わたしが気を使わないといけないの?・・・




「今日はわたしお母さんに用事頼まれてるから・・・先帰ってていいよ・・・
遅くなりそうだし・・・」



久留米がサツキちゃんに見えないように手の親指を立ててウィンクをした



なんかおごれよ・・・久留米・・・


と目で念を送っていたのを久留米は気付いていないのか・・・




「んじゃぁま~帰ろっかマメ柴ちゃん♪」



上機嫌の久留米




「あ・・・うん」



それとは反対で普通のテンションのみっちゃん