「ねぇサツキちゃん・・・スバルに何を言ったの?」


わたしの肩をギュッと掴んで揺らす



「いっ痛い・・・」



「スバルが・・・スバルがわたしにそんな事言うなんてありえないの・・・
サツキちゃん何かした?スバルに何か言った?」



サツキちゃんは尋常じゃないほどおかしかった



目が怖い・・・




「なんとか言ってよ!!!!!!!」




「落ち着け向井・・・」



後ろから



久留米君の声がした




「なんだ・・・久留米か・・・」





「俺には接待してくれないのか?」




向井さんはわたしから手を離して

久留米君の方に向いた




「・・・別に、あんたに何かしてやっても何もならないでしょう?」




「・・・あのね・・・向井さんは・・・志也咲君の事・・・好き?」