言いたい事があるの





「志也咲君・・・向井さんと・・・付き合って・・・」




付き合ってるの?



そこでまた意識が途切れた







「ありゃ?マメ柴ちゃん~」




目を開くと





「久留米・・・君?」



久留米君が付けていたピアスがキラキラと光る





「あれ?寝てたの?」




不思議そうな顔をしてわたしの頭を撫でる久留米君




起き上がろうとして体を起こすと



わたしの体に学校指定の黒で白のラインが入ってあるジャケットが掛けられていた