「マメ柴・・・柴・・・マメ柴・・・」




夢?


志也咲君の声が聞こえる




「志也咲君・・・?」




きっと夢だ・・・



夢なら・・・・言いたい事くらい・・・
・・・




そう思って


志也咲君にとびついた




ギュッと抱き締めた瞬間に
志也咲君の匂いがした





あれ?・・・なんでだろう





「志也咲君・・・あのね・・・あの・・ね・・・
わたし・・・」



また涙が零れる