みっちゃんの眉間のしわが濃くなる
「マメ柴ちゃん!ちょ~っといい?」
久留米君に呼ばれる
だけど・・・
「みみみ・・・みっちゃん!?・・・ど!どうしたの?」
みっちゃんは持っていたシャーペンをグシャッと真っ二つに破壊した
それに気付いたのか久留米君が大きな声で
「おぉ怖い!流石誰より喧嘩が強い男・・・じゃなかった
女の子ですね~みっちゃん」
久留米君がバカにしたように笑った
とほぼ同時に
わたしのそばにいたはずのみっちゃんが久留米君のそばにいた
いっいつの間に!?
教室に居たどの生徒もきっと思っただろう
「く~る~めぇ?」