「あ・・・・あぁの・・・すいません」
なぜか謝ってしまう
「あなたも星空を見にきたの?」
女の子は優しい笑顔
「見にきたっていうか・・・その・・・人を探してて・・・」
「その人に会う手段はないの?」
「手段・・・・」
「クスッ・・・昔はね皆星を見て会えない人の事を思っていたの
その人が幸せならそれでいいと・・・思っていたの
けどたまに神様の気まぐれでその人に会えるとされていた
だから昔の人はその会いたい人に会えるように願いを込めて星に祈っていた」
「願いを・・・こめて・・・」
「あなたも願う?」
願うとすれば
志也咲君に会いたい