時間は無情でも優しいモノでもない

時間はただ流れていく

誰にも止められないし

また、誰も止めてはいけない

花はやがて枯れてしまう

それは悲しい事なのだろう

仲間と楽しい一時を過ごす

それは幸せな事なのだろう

時間はただ流れていく

そこにキッカケと言うスパイスが加わる事により世界は回る

悲しくもあり

また、幸せでもある

誰も恨む権利なんてないし

恨んではいけない

少しだけ辛い時は泣けばいい

その涙は流れ落ち

地面に吸い込まれるだろう

沢山の思いを乗せて

時間が経過すれば地面は流れた涙を忘れまた地面としてそこに存在する

時は流れる

沢山の思いを狂わせ

また、和ませながら

時が解決するだろう

それは忘却の手段であり

封印する儀式の呪文

風化した思いは微かな香りを残し花を枯らせる

同じように花が増えより多き香りを残すだろう

時は流れる

何にも縛られずただ淡々と

そう淡々と流れるのだ