その夜、

家に戻っても心の中はモヤモヤしたままだった。






・・・佑に・・・そっくりだったんだけど・・・


私の勘違い・・・??




プルルルルーーー・・・・。



静かだった家の中に突然電話の音が響く。



ピクッと反応してしまう。


「・・・もし・・もし?」


  『・・・小雪?オレ』