眼鏡をはずしていて

いつもよりなんだか冷たい雰囲気



佑は私の存在が見えていないかのようにすっと横を通り過ぎていった。





「ぇ?」


無視されたのが意外すぎてバッと振り向くともう人ごみにまぎれて佑の姿は見えなくなっていた。