「あぁ・・佑。

ごめんね
起こしちゃった?」


真美菜ちゃんを呼んだ声は

私が聞いた中で


一番低くとっても心地がよかった。


「いや、どうせ教室に行くつもりだったから・・」


こちらを向いた顔は


すごく整っていた。



「うっわ・・イケメン」

穂波ちゃんのつぶやいた声にやっとあぁ・・この人はイケメンなんだなって実感できた。