「・・・飛鳥君・・・見せてくれませんか・・?」


「そんなことだと思った。

ほら。」


机に乗っているであろう

可愛いピンクのノートのことを思いながら

何て自分はバカなんだろうと思う。


『今日は・・・5月21日か・・・
じゃあ足して26番・・・

三神ー
ここの訳こたえて』


「はい・・・

ぇーっと・・・」


綺麗な字のノートの訳を声に出しながら読んでいく

『よし、すばらしい。

座っていいぞ』