「ゆきー・・・

小雪!!!」


ハッ!!!


「ぇーと・・・?」

見慣れた白い壁にちっちゃいウサギの模様


目の前には色素の薄い瞳が若干の怒りを伴ってこちらを見つめている。



「とーや??」


「俺以外に誰がいんだバーカ。」



ちょっと
意地悪な言い方も
私を思ってのことだってことも長い付き合いで分かってるつもり