ニコニコ笑う真美菜ちゃんをみながら

私は穂波ちゃんに襟足を引っ張られながら2-4の教室に戻った。



「おはよう。小雪ちゃん」

「ぁ。翔子ちゃん、おはよ」


教室に入ると同時に声をかけられそっちの方向を見ると


一番前に座っている女の子。


「ぁら?大澤さん??
私には挨拶はないんですか?」


ニコリと微笑んだ
穂波ちゃんを見るとなんだかゾクッとした。


「あぁ・・
いらっしゃたんですか?
すいませーん
影が薄くて分からなかったわ?」


こちらの微笑む笑顔にもなんだかほかのモノが含まれている気がする・・・