「どうしたのー?!
一緒に行くなんて中学校以来じゃない?」

「気がむいたからだ」


ふーーんっと息を吐いて

一緒に駅まで向かうと
ちらほらと増えていく女子高校生の視線がきつい


・・・アレ?

「ねぇ、凍夜。」

「ん?」

「なんか女の子からの視線が・・」


「気にすんな。」



ばっさり言う凍夜。

なんとなくこの視線の理由が分かってきた。