「ついたぞ」
「はぃ?!」

いつの間にか家のそばまでついていた。

「ぁ・・りがとございます・・・」


「あぁ。」



バイクから降りた私はまだ跨っている煌さんを見れないでいる

なんか・・・照れるというか・・・・。




「・・・・家までどれくらいかかる」

煌さんの低い声がやけに響いて聞こえてくる

  「ぇっと・・。10分くらいです・・。」


「送る。」


乗れっと言わんばかりに煌さんはまた私にヘルメットを渡す