はぁ・・・

っと再びため息をつくと、

煌さんは私の手からヘルメットを奪い力ずくで私にかぶせる。



それからバイクに私を乗せると煌さんはハンドルを握る。




「---!!」


「落ちるなよ?

ちゃんと掴まっとけ。」


ぐっと手をつかまれ私は煌さんの腰に腕を回す。




さっき嗅いだ煌さんの香水の匂いがまた近くなる。