差し出された手を取ると

グッと力で体を持ち上げられる



佑に蹴り飛ばされたコウさんは部屋の隅っこにしゃがんでいる。




「ぁの・・・大丈夫ですか?」


佑の手を離し、
コウさんに近づいてそう聞いてみる。


佑はとんでもなくびっくりしてるし

コウさんは異様なものをみたような顔をしている


「お前なぁ・・。

ソイツ、ついさっきお前のことを襲ってたやつだぞ・・?」