「ん゛ーー?!!!」



腕をつかまれ


力だけで後ろに引かれる。



気が付いたときにはなぜか押し倒されていた



視界の中には
真っ暗な部屋に天井


そして私の両腕を片手でつかんでなぜか私の上に股ごしで、見下ろしているコウさんの姿。



背中に当たっている床の冷たい感触がやっと頭の中で理解できるほどに落ち着いてきた。