「---ぅ!!どこだ?!」


約15分後



どうして良いのか分からずに
目線はきょろきょろと路地をさまよっていた


そんなとき、

いつも聞いている声が耳に入った


「・・・佑?」


振り向き、繁華街のほうへ目を向けると私服の佑が誰かを探すようにきょろきょろとあっちこっちを見回していた