「ね?危ないしさ。」


「すみません…お願いします」


あたしがそういうと
彼方先輩は優しく笑った






暗い道を2人で並んで歩く


先輩が隣にいるだけで
いつもの帰り道が
全然違って…



他愛もない話しか
しなかったけど、その時間が
すごく幸せで。



ずっと帰り道が
続けばいいのにって思った。