君が私の脳内を自分だけにしたいくらい私を好きでいてくれてるって知った時、
私は飛び上がるくらい嬉しかったんだよ。
照れている姿も、
優しい笑顔も、
少しすねた顔も、
全部私を思ってしてくれた事なんだって思ったら、涙が出る程嬉しかった。
そんな君に私が返せるものはなにかないかっていっぱい考えた。
そして気づいたんだ。
私が君に返せるものは
『絶対に嘘をつかない事』
でも私はそんな君に返せるたった一つの約束を破ってしまったね。
君のためにしたつもりが
あんなに君を傷つけてしまうなんて
取り返しのつかない事になるなんて
幼い私は気づかなかったんだ。
本当にごめんなさい。
謝っても許されないことだってわかっていても謝る事しかできないから。
それだけは許してね。
私は今でもずっと考えてるんだ。
私がもっとしっかりしていたら、
君を傷つけずにすんだのかな。
私があの時嘘をつかなければ、
君は帰らぬ人にならずにすんだのかな。
考えずにはいられない。
だって
君を死なせてしまったのは私なんだから。