このとき、私はまだ知らなかったんだ。 こんな何気ない会話が、 かわいいという一言が、 小さな言い争いが、 君が隣に居ることが、 どんなに幸せなものだったのか。 幸せって、手に入れてもいつかは壊れてしまうんだね。 だからこそ大切にしなければいけない。 一度壊れてしまったものは、二度と元通りにならない。 この事にもっと早く気づけていたのなら、 君を失わずにすんだのかな。