春輝があたしたちの方に近づいてくる。
「雪乃、おまえ谷口に彼氏紹介してもらうんじゃなかったのかよ。なに男と帰ってきてんだよ!」
「ご、ごめんなさい…。」
春輝が怖い……
「はぁ…やっぱあんたに雪乃先輩はもったいねぇよ。」
蜜夜君が春輝を睨む。
「あぁ゙?」
「…春輝先輩から雪乃先輩を奪ってやるから。覚悟してくださいね?」
ニッコリ笑っているのに、目が笑ってない…
「み、蜜夜君?」
「雪乃先輩、じゃあね。」
チュッと頬にキスをして、静かに帰って行った。
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