「俺が、人を信じられない 優花を変えるよ。

そしたら」


美光は微笑みながらナイフを 私に向けた。


「殺すね!」



【ゾクッ】

一気に寒気がした。
アイツは目だけ 笑っていないし・・・
そこらのとは違う、『本物の殺し屋』のオーラ。


「あれ?怖くなった?」

「そんなことはない!」


「じゃあいいや。

今 9月だろ?
んで今年の年明けまでが期限。」



「つまり――年明けまでに俺が
お前を人を信じられるように変えて、
それをお前が認めたら殺す。


期限までにお前を変えられなかったら、ゲーム終了。
俺はおとなしく帰るよ。」



「・・・・つまりこのゲームはお前の生死をかけたゲームだ。

ゲームをしないならこの場で殺すけど…。

どうする?ゲームする?」